北ホランド州の花畑をSLで巡る旅


煙を吐きながら走る蒸気機関車…年々、日本でも減っていく一方で、鉄道ファンからは一目置かれる存在です。そして、オランダも例外ではありません。オランダ北部の北ホランド州の町を走る蒸気機関車(ミニSL)も根強い人気を誇ります。このSLは広大なチューリップ畑も通るので春になったら是非お試し頂きたい乗り物です!

 
この蒸気機関車は北ホランド州の港町ホールン(HOORN)とメーデンブリック(MEDEMBLIK)を結びます。オランダの国鉄ではなく「保存鉄道」として、ボランティアが中心となってその歴史を守ってきました。旅先でホールンとメーデンブリック間(片道1時間半)をSLで往復するだけでも、郊外ののどかな景色を十分に楽しめます!

さらに、メーデンブリックからは西南に位置するアイゼル湖畔の港町エンクハウゼン(Enkhuizen)へ船で移動する(乗船時間、約1時間)こともできます。そして、エンクハウゼンからオランダの国鉄(NS)で再びホールンに戻ることも可能です!この「ホールン⇔メーデンブリック⇔エンクハウゼン」の三角形をどう移動するかは、その日に残されたお時間によってお好きなように組み立てられます。


保存鉄道ホールン~メーデンブリック公式HPより写真抜粋

この、蒸気機関車のルート上にある3つの駅舎やプラットホーム、待合室などは、古き良き時代(1887年当時)を思わせる建物となっています。また、出発と終着の駅では、蒸気機関車の歴史を知るミュージアムもあって、子供も大人も楽しめる工夫が成されています。

何もかも効率を求めるこの時代、ついつい「便利で速い移動」を望みがちですが、SLに乗ってゆったりと旅することは私たちにスローで柔らかい気持ちを取り戻してくれそうです!ちなみに、3月末~5月上旬では、1つ目の停車駅WOGNUM駅から2つ目のTWISK駅間がチューリップの絶景スポットになっています。



ちなみにこのSL、煙を吐き出す車両は1つです。メーデンブリックからホールンに向かう場合はその車両が進行方向の先頭を走ります。ホールンからメーデンブリックに向かう場合は煙を吐き出す車両が一番後方となります。煙突の車両が引っ張られるように走るその姿に違和感を覚える方も…。

でも、どちらを選んでも車窓から流れる美しい風景は変わりません!広がる牧草地の中に、赤やピンク色の絨毯が見えてきたら、そこはチューリップ畑!蒸気機関車なんて、日本でもめったに乗らないものだからこそ、古き良き時代を愛おしむ気持ちを抱きながら、オランダの田園風景を心ゆくまで楽しめます。



SLの旅を実際に旅程に組み込む場合、下記のHPから鉄道や船のタイムテーブルをご確認下さい。PDFファイルで3種類程のパターンが示され、それぞれの旅の所要時間や詳しい乗車、乗船時間などがご覧になれます。鉄道の本数は多いですが、船の運航は少ない点などもお含み置きください。

SLは基本的に4月から11月初旬までの運航となっています。

☆MUSEUM STOOMTRAM(保存鉄道 蒸気機関車)HOORN~MEDEMBLICK 公式HP(蘭・英・独語)⇒
https://www.stoomtram.nl/en/

☆関連ツアー

オランダを堪能する旅(これらのツアーにSLの旅を組み込むことも可能ですので、関心のある方はコンシエルジュまでお問合せください!)






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