ゴッホ美術館で「ミレー:モダンアートの種まく人」展開催中!


アムステルダムのゴッホ美術館でも秋の展示が始まっています。来年の1月12日まで行われているのが「ジャン・フランソワ・ミレー:モダンアートの種まく人」展です。

 
アムステルダム ヴァン・ゴッホ美術館

情熱的で大胆な筆致で知られるゴッホと比較すると、「晩鐘」や「落穂拾い」などで有名なミレーは農民の姿を真摯に観察した静謐なイメージがあり、2人は対照的な画風に感じます。しかし、ゴッホは彼を描いた伝記などを愛読し、信仰深く農民の日常を描いたミレーにインスピレーションを受けた1人でした。

弟テオにも「ミレーとはなんと大した男だったのだろう!」と手紙で記し、たびたび伝記の文章を引用しています。



ミレーの種まく人からインスピレーションを得たイラスト

ミレーは好んで農民の働く姿を描きました。またその姿勢を敬愛していたゴッホも農民の姿を多く残しています。農作業にいそしむ人々を描いたミレーの絵画に感銘を受けて、ゴッホ自身も「種まく人」という作品を残しています。ミレーの作品に比べてゴッホの種まく人は明るい陽光の中で、農民の姿を描いているのが印象的です。

ゴッホの晩年に描かれたこの作品、右手に見える樹木は彼が影響を受けていた浮世絵のような大胆さや力強さがありますね。



ヴァン・ゴッホ美術館公式HPから写真抜粋https://www.vangoghmuseum.nl/en/whats-on/exhibitions/milletヴァン・ゴッホの種まく人

ミレーに影響を受けていたのはゴッホだけではありません。カミーユ・ピサロ、ジョルジュ・スーラ、クロード・モネ、セガンティーニなど、19~20世紀にモダンアートで名を馳せた人々は、ミレーからインスピレーションを受けて芸術の新しい境地を築いていきました。彼らの絵画もこの企画展で一同に会します。

まさにミレー自身が芸術界での種まく人であったこと、この展覧会に足を運ぶことで深く納得できます!


ヴァン・ゴッホ作

鍬に寄りかかる男 1860 ジャンフランソワ・ミレー作

苦しい時こそ種をまけ!というある陸上選手の名言がありました。最近、日常が停滞気味で旅に出てリフレッシュしたいな、という方々に、この展覧会グッとくるものがありそうです。ミレーやゴッホが開拓した芸術に触れることで、自分の未来に繋がる種まきの旅になっていったら良いですね。



☆関連ツアー
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アムステルダムのゴッホ美術館は、事前のオンライン予約制となっております。公式HPからの予約はこちらです。(午前中、早めの時間のチケットが取れやすくなっています。)不明な点や、ツアーでのご希望の時間帯などがございましたらお気軽にお問い合わせ下さいね。
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